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自分だけのフェラーリが作れるって知ってましたか?世界に一台のワンオフモデル達!

スーパーカーといえば『フェラーリ』ですよね。フェラーリといっても様々なモデルや仕様などありますが、細かいところまで1から自分のフェラーリが作れるの知っていましたか?顧客に応じてフェラーリ社が自分の為に作ってくれるのです。

 

 

 

 

ワンオフモデル

 

今回はその中でも顧客の要望によって造られた、世界に一台だけのフェラーリの数々を、モデルになった名車とともにご紹介します。

 

 

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〜P540 Superfast Aperta〜

「P540 Superfast Aperta」は、2009年にケーブルテレビを発明したジョン・ウォルソンの息子、エドワード・ウォルソンによるオーダーによって製作されたワンオフモデルです。

 

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ベースとなったモデルは「599GTBフィオラノ」ですが、ルーフを取り払い、シャーシーを直線的にするなど開発には14ヶ月もの月日が費やされました。

「599GTBフィオラノ」からはかなりスマートになっている印象を受けます。

 

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〜SUPERAMERICA 45〜

「SUPERAMERICA 45」は、フェラーリコレクターとして有名なニューヨークの不動産王ピーター・カリコウによってオーダーされたワンオフモデルです。すごく綺麗なブルーが目を引きますね。

「599GTBフィオラノ」のロードスターモデル「SAアペルタ」がベースモデルとして使用されていますが、最も印象的なのは先代の550ベースのスーパーアメリカにも採用されたルーフの後方を支点にして、ルーフが180度回転するカーボンファイバー製の回転式ハードトップが採用されているところ。

他にも、アルミニウム製のAピーラーやクロム製のフロントグリルが独特なブルーのボディーを一層引き立たせています。

 

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〜SP1〜

2008年、フェラーリ社が自社工場で製作したモデルとしては実に半世紀ぶりに製作されたワンオフモデル。

「SP1」というモデル名も「スペシャル・プロジェクト」の第一号車を意味しています。

そのオーナーはなんと日本の方でフェラーリクラブジャパン元会長の平松潤一郎氏によるオーダーです。

 

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ベースとなったモデルは「F430」です。

 

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〜SP FFX〜

「SP FFX」は2014年に発表された「FF」をベースに製作されたワンオフモデルです。

この車をオーダーしたのは日本人のフェラーリコレクターと言われており、ローンチイベントは富士スピードウェイで行われました。

 

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エンジンやコンポネーツは「FF」のものが使われています。

赤と白とカーボンの美しいコントラストは、まさにスクーデリア・フェラーリのマルボロカラーですよね。

 

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〜SP12EC〜

2012年に発表された「SP12EC」は、ギターの神様エリック・クラプトンによってオーダーされたワンオフモデルです。

クラプトンが愛してやまない12気筒エンジンに対する敬意と自身の頭文字から「SP12EC」という名が付けられています。

ベースモデルには「458イタリア」が採用されていますが、そのエクステリアはウエストラインで別れる赤/黒のツートンカラーやフロントルーフのエアインテーク、シルバーのフロントグリルや丸型テールライトといった「512BBi」を彷彿とさせるデザインが各所に見られます。

またヘッドライトには「エンツォ」のものが使われているそうなんです!

 

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〜F12 SP AMERICA〜

ボンネットの三連エアインテークが目を引く「F12 SP AMERICA」は2014年に登場したワンオフモデル。

公式な発表はなかったものの、ニューヨーク州のフェラーリディーラーに登場しました。

オーナーはアメリカの食料品チェーン「Wegmans」のCEO、Danny Wegman。

 

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「F12 ベルリネッタ」をエクステリアの特徴として、ボンネットの三連エアインテークやサイドのスリット、独特なホイールアーチにダッグテール型スポイラーのリアエンドなどがあげられます。

 

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〜F12 TRS〜

同じく2014年に登場した「F12 TRS」はイタリア・シチリア島で開催された「フェラーリ・キャバリゲート」というイベントにて公開されたワンオフモデル。

「F12ベルリネッタ」をベースに、オープントップに変更されただけでなくコクピットを取り囲む全面をダーク・ガラスを採用しスペシャル感を演出しています。

 

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モチーフとなったのは1957年に製造された「250TR(テスタロッサ)」

一説によるとオーナーは約4億3000万円を払ったと言われている。

 

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〜458MM スペチアーレ〜

「458MM スペチアーレ」は、2016年5月31日に公開されたワンオフモデルです。一瞬「488 GTB」にも見えますが、ベースモデルはあくまでも「458イタリア」です。

「458MM スペチアーレ」は旧モデルのリメイクなどではありませんが、それ故か最新モデルのフェラーリとして非常に良く纏まったデザインに仕上がっていますね。

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〜P4/5ピニンファリーナ〜

このモデルは、元映画監督でカーコレクターのジェームス・グリッケンハウスによってピニンファリーナにオーダーされたワンオフモデルです。

全く面影はありませんが、「エンツォ」がベースとなって製作されました。

グリッケンハウス氏は一度購入した「エンツォ」をピニンファリーナに送り、1967年のルマンカーである「フェラーリ330P4」の復刻版として製作を依頼したモデルです。

 

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〜SP3JC〜

フェラーリのコレクターである注文主からの条件は、F12TdFのシャシーとランニングギヤを使った、ピュアで妥協のないロードスターだった。

オーナーはポップアートの愛好家でもあり、その趣味がボディグラフィックに色濃く表れている。Bianco Italiaをメインカラーにして、Azzurro Met とGiallo Modenaの2色で塗り分けたカラースキームは、官能的な曲面を強調する。

 

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スポーティなキャラクター付けは細部にも表現されている。ボンネットに2ヵ所ガラスをはめ込んだのはその一例で、そこを通して780psのV12エンジンを見ることができる。

 

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〜SP30〜

これは2012年にフェラーリがCheerag Arya氏のために製作したもので、ベースは599GTB、とのこと。
ヘッドライトやフロントフェンダー~ボディサイドにはF12っぽいデザイン(ポルトフィーノっぽくもある)も用いられていますが、ドアミラーやリアセクションを見ると「599」であることがわかりますね。

 

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また次回のブログでワンオフフェラーリまだまだ紹介していきます!!