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マセラティ グランツーリスモ 生産終了 12年の歴史に幕が閉まる

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マセラティは11月11日、現行『グランツーリスモ』の最終ワンオフモデル、『グランツーリスモ ゼダ』(Maserati GranTurismo Zeda)をイタリア本国で発表した。

 

 

 

グランツーリスモ歴史

現行『グランツーリスモ』は2007年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2017で発表された。4人乗りの2ドアスポーツクーペは、ピニンファリーナが手がけたクラシックなデザインが特長だ。自然吸気のV型8気筒エンジンを搭載し、1947年のマセラティ『A6 1500』の現代的な解釈として、現行グラントゥーリズモは誕生した。

 

2009年秋、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2009では、オープンバージョンの『グランカブリオ』を追加した。その後、グランツーリスモとグランカブリオは、数回アップデートを行い、現行の2018年モデルが登場した。

 

2018年モデルでは、ピニンファリーナによるオリジナルデザインに敬意を払う一方で、エアロダイナミクス、人間工学、インフォテインメントシステムに改良が施された。

 

2018年モデルでは、グランツーリスモ、グランカブリオに「スポーツ」と「MC」をラインナップする。16種類のボディカラー、6デザイン合計14種類のアルミホイール、9色のブレーキキャリパー、「カーボンパッケージ」が用意されている。これにより40万以上の組み合わせを可能にした。

 

フェラーリ製の4.7リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力460ps/7000rpm、最大トルク53kgm/4750rpmを発生する。

 

2007年の発表以来、2万8805台のグラントゥーリズモ、1万1715台のグランカブリオ、合計4万台が全世界で販売されてきた。

 

最終ワンオフは変化するボディーカラー

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グランツーリスモ ゼダは、次期グランツーリスモを示唆した1台でもある。この車両は世界各地を巡回する予定だ。スポーティで未来的なエクステリアデザインは、マセラティのデザインセンターによって仕上げられた。

 

車体のリアエンドからフェンダーにかけては、マットのサテン仕上げから艶やかなメタリックへと、その表面の質感を変化させている。

 

そしてドアからフロントフェンダーにかけて、色合いは再度変化し、マセラティ ブルーへと変わる。このブルーもまた、徐々に変化を見せている。

 

マセラティ グランツーリスモとグランカブリオの生産終了は、モデナ工場の新しい道の始まりとなる。

最先端の技術を注ぎ込んだ高性能スーパースポーツカーとなる新型車の生産をスタートさせるため、生産ラインを全面的に改修する。

同時に、より環境負荷を減らし、新技術を採用した新たな塗装工場を増築する。

ここでは自身のオーダーした車両の塗装プロセスを、見学することも可能になる、としている。

 

これまでのグランツーリスモ

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(2007年3月-) - 基本モデル。トランスミッションはATのみの設定。2007年3月のジュネーヴ・モーターショーで発表。日本では2007年10月から発売開始。

 

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(2009年11月-) - マセラティのモータースポーツ部門である「マセラティ・コルサ」(Maserati Corsa 、MC)が持つノウハウの市販車フィードバックを目的に企画・設定された追加オプション・プログラム。主な内容は走行性能向上とドレスアップを目的とした内外装各部パーツのカーボン化と、専用開発のサスペンションなどである。複数あるプログラム全てを注文すると約220万円となる。日本では「S」専用のオプション・プログラムとされたが、本国では他グレードにも設定されている。

 

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(2010年-) - レーシングモデル「トロフェオ」からフィードバックされた技術を多く用いた、スペシャルグレード。エンジンはチューンアップにより“グラントゥーリズモ S”に対し10PS向上。重量も“グラントゥーリズモ S”から110kgの軽量化が図られ、リアシートも撤去されているため乗車定員は2名となる。2010年9月のパリサロンにて発表。日本では2011年夏に発売開始。

 

※写真は現行モデルです。

 

今回、12年という長い歴史 グランツーリスモの生産終了が発表されて悲しくなりました...

そもそも現行で出ているグランツーリスモは排ガスの規制が厳しくなり、ギリギリで作っていたそうです。

 

僕も友人が乗っていたり、母が乗ってみたいと言っていた車なのでこの知らせは残念でした.......

 

次期モデルに期待です!!!