ロールスロイスが、同社史上最高額となるモデル『スウェプテイル(Sweptail)』を発表しました。
こちらはワンオフモデルとなる、完全オーダーメイドとなっており、その価格はなんと1,300万 ドル約14億5千万円!!
ファントム クーペがベース?
ファントム クーペのプラットフォームを使って製作された2ドアクーペのスウェプテイルは、1920年代のswept-tail(スウェプト-テイル)モデルをモチーフとしており、フロントマスクもロールスロイスのマナーに沿った、クラシカルかつエレガントなデザインとなっている。
リアエンドに向かって収束するルーフは、逆三角形に絞ったリアガラスと大きなパノラマガラスルーフによって、エレガントかつ既存のモデルとは明らかに違うムードを醸し出している、しかしそれでいて、全体のムードは紛れもないロールスロイスそのものですから、これはオーダーしたオーナーの強い拘りというべきか、ロールスロイスへの愛着を感じるところですね。
Sweptailをオーダーした顧客はヨットが好きな方だそうで、なんとなくスタイリッシュなヨットやクルーザーのデザインにも見えるところがあるように感じますね。
パワーユニットは、ファントム クーペ同様の6.8L V12エンジンを搭載、460馬力を発揮するそうです。
Sweptail・インテリア
Sweptailの内装には、高級レザーのほか、磨き上げられた縞黒檀や目はじき塗装のパルダオといった高級木材がふんだんに使用されており、そのすべてが高いレベルで調和しています。
センターコンソールには、電動でシャンパンと2本のクリスタルグラスが展開される仕掛けを備え、車内後部にはシートの替わりとして、照明付きのウッドデッキが装備されます。
また、ダッシュボードを彩る計器類もこだわりぬいて制作されており、金属部分はすべてチタン製で、非常に精密な加工が施されています。
精密な時を刻む時計もロールス・ロイス専用設計で、文字盤には縞黒檀の単板を使用するなど、時計だけで車が買えてしまうレベルだと言えるでしょう。
さらに、コーチドアの開口部側面には、スウェプテイルのためだけに設計されたアタッシェケースを格納できるスペースが隠されています。
もちろん、これらの装備もオーナーの要望に応えてオーダーメイドされた専用装備であり、すべてが手作業で仕上げられています。
最初に見た時、この「08」と書いてあるのは何だろうか?
よく調べたらナンバープレートだそうです!
こんなボディに一体化したようなナンバープレートあるんですね!
完全のオーダーメイドなので、もしかしたらオーナーがこんな感じが良い!とオーダーしたかもしれませんね^^