ランボルギーニが1台限りの限定車を発表。
歌舞伎にインスピレーションを得たという特別な内外装が特徴で、ランボルギーニを愛してくれている日本への感謝を込めているのだという。
ランボルギーニが11月22日に開催した「Lamborghini Day Japan 2019」にて、歌舞伎にインスピレーションを得たという限定車3台を公開した。アヴェンタドールSVJロードスター、ウラカンEVOスパイダー、そしてウルスをベースにして、歌舞伎のメイクや世界観をエクステリアとインテリアに施した車両。
「歌」アヴェンタドール SVJ ロードスター JP63
JP 63は、「歌舞伎」の文字が持つ意味から、歌=KA、舞=BU、伎=KIをテーマとし、それぞれ1台ずつが製作されている。
歌=KAは、Song(歌)をアイコニックな12気筒エンジン音と解釈して、アヴェンタドールSVJロードスターをベースに製作。
ホワイトからリヤに向かってレッドへと変化していくグラデーションカラーに加えて、フロントまわりをレッドとブラックのラインで歌舞伎メイクのように仕上げている。
日本をイメージした赤と白のアクセントカラーで、シートには扇子柄の刺繍が施される。
「舞」ウラカンEVOスパイダー JP63
舞=BUは、ダンスと解釈され、ファン・トゥ・ドライブできる俊敏でダイナミックな走りを楽しめる仕立て。ブラックでヘッドライトに縁取りを入れ、ホワイトをスポイラーに取り入れ、歌舞伎らしさを表現。
ロッソ・エフェスト(レッド)を基調にエアインテーク部分に隈取をイメージしたビアンコ・シア(ホワイト)の差し色を加えた。おとなしいカラーリングだが、繊細な色遣い。
こちらのウラカンEVOスパイダーもドアのインナー・トリムには扇の刺繍が施され、特別な1台であることを主張している。
「伎」ウルス
伎=KIは、技と解釈。誰が乗ってもフルに性能を発揮できる機動性と、360°の汎用性を備えるウルスをベースに製作。
マットホワイトのボディカラーと、カーボンファイバー・パーツにはレッドのアクセントカラーが入る。インテリアはブラックとレッドのバイカラーとされ、3台のつながりを表現している。
歌舞伎エディションのJP 63はいずれも完売しており、価格はオーナーに敬意を表してシークレットだという。