ポルシェ初の市販EVスポーツ『タイカン』派生モデルとなる『タイカン ツーリスモ』(仮称)市販型プロトタイプを、これまでで最もカモフラージュが軽い状態で現れた。
スカンジナビアで捉えた最新プロトタイプは、ベースモデル同様のスクエアなヘッドライトのアウトラインが初めて見えてきた。またCピラーやルーフからスポイラーまで被されていたカモフラージュが外され、スポイラーの形状やDピラーのデザインも確認できる。さらに、フェイクのクワッドエキゾーストパイプも削除されており、徐々に市販型へ近づいているようだ。
これまでにリークされたタイカン ツーリスモの姿
このリークされた写真には、まだフェイクのクワッドエキゾーストパイプが装着されています。まだどこかパナメーラ感が残っているようにも見えます。
電圧は通常のEVの400Vではなく、800Vのシステム電圧を備えており、約5分で最大100kmの航続に必要な電力を充電できる。1回の充電での航続は、4Sが最大464km、ターボSが最大412km、ターボが450km(WLTPに準拠)となる。
ポルシェは、2025年までに電気駆動システム搭載車を全体の50%に拡大する計画を持っており、次の電化モデルは『マカン』とされている。タイカン クロスツーリスモのワールドプレミアは、最速で2020年3月のジュネーブモーターショーとなりそうだ。
予想されるモデル
「4S」最高出力571ps
「ターボ」最高出力680ps
「ターボS」最高出力761ps
などタイカンと同様のラインアップだ。「4S」では0-100km/h加速4.0秒、上位モデルの「ターボ」では0-100k/h加速3.2秒、最上位モデルのターボSでは、0-100km/h加速2.8秒、最高速度260km/hというパフォーマンスを発揮するが、スポーツツーリスモでも同レベルが期待できそうだ。
タイカン ツーリスモ 完成予想CG
最も完成イメージに近いと思われるタイカン ツーリスモ のCG画像
https://www.porsche.com/japan/jp/