11月13日、フェラーリはカリフォルニアやポルトフィーノに代わるフロントエンジンモデルの新型車「ローマ」を発表した。
詳細こそまだ明かされていないが、この新たな2+2クーペは、これまで4年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに輝いた、V8ツインターボエンジンを搭載。620psの最高出力と、760Nmという最大トルクを発揮する。
ポルトフィーノの後継車?
洗練されたエクステリアは、自ら“タイムレス”なデザインと表し、1950〜1960年代のローマで見られた、自由で心地のよい生き方=ドルチェヴィータの世界観を今に伝えると主張。カリフォルニアやポルトフィーノの流れをくむものの、過去にない新しいフェラーリに仕上がっている。ラグジュアリー感も加わり、エレガントさが増しているのも特徴。
テールランプはこれまでの「円形」から、SF90ストラダーレに近い「横長」に改められていますが、SF90ストラダーレに採用されたテールランプについては「ワイド感を演出するため」「過去の丸4灯という伝統的なフェラーリのテールランプを現代風に解釈した」、と紹介されています。
モンツァSP1/SP2にも似ていますね。
内装デザイン
コクピットのデザインも過去の2+2とは一線を画する。SF90ストラダーレにも近い印象で、積極的にデジタル表示を使用、より新生代のGTカーらしい仕上がりを見せている。
Romaについて分かっている事は
ボディサイズ:全長4656 全幅1974 全高1301mm
ホイールベース:2670mm
乾燥重量:1472mm
エンジン:V型8気筒ツインターボ
総排気量:3855cc
ボア×ストローク:86.5×82mm
最高出力:456kW(620ps)/5750〜7500rpm
最大トルク:760Nm/3000〜5750rpm
最高許容範囲回転数:7500rpm
最高速度:320km/h
0→100km/h加速:3.4秒
0→200km/h加速:9.3秒
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