スーパースポーツのチューニングカーを展開する、ドイツの「ノヴィテック(NOVITEC)」がランボルギーニ ウルスのカスタマイズ プログラムを発表した。
ランボルギーニ初のスーパーSUVに搭載される4.0リッターV型8気筒ユニットを、最高出力575kW(782hp)&最大トルク1032Nmにまで高めるだけでなく、南ドイツのエッセンスを加えた迫力のワイドボディも同時に発表された。
ベースモデルから132hpのパワーアップ
478kW(650hp)を発揮する4.0リッターV型8気筒をベースに、ノヴィテックのエンジンスペシャリストは、3つのレベルのパフォーマンスキットを用意した。
「ノヴィテック Nトロニック・コントロール」ユニットを搭載し、ウルス専用に新らたなECUマッピングを開発。パワーアップと太いトルクを実現し、最高出力は549〜575kW(747〜782hp)というメニューから選ぶことができる。
最も高性能なレベル3では、ベースモデルから実に132hpもの出力向上を果たし最高出力782hp、最大トルクも182Nmアップの1032Nmを実現する。
8速オートマチックトランスミッションを介して4輪を駆動し、0-100km/h加速はわずか3.3秒。最高速度はスーパースポーツをも凌駕する310km/hに達する。
「ESTESO」ワイドボディ
パワートレインだけでなく、エクステリアも徹底的に拘りを持って開発された。
フェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニのスーパースポーツ用パーツの開発で蓄積されたノウハウは、このスーパーSUVでも迫力のワイドボディで発揮されている。
「ESTESO」ワイドボディバージョンは、ノヴィテックらしさを体現。ベースモデルへの正確な装着感、塗装、取り付けの容易さに関してもノヴィテックの厳しい基準をクリアした。この結果、14パーツから構成される「ESTESO」ボディ変換キットは、ドイツ・シュテッテンのノヴィテック本社だけでなく、世界中すべてのノヴィテック・パートナーで装着することができるという。
フロントトレッドを10cm、リヤトレッドを12cm拡大したことで、2.13mというワイドボディを実現。「ESTESOロッカーパネル」により、前後ホイールアーチ間のエアロダイナミクス性能を最適化し、ウルスのサイドビューをさらにスポーティな印象へと変化させる。また、フロントフェンダーのサイドパネルとサイドミラーハウジング用のネイキッドカーボンコンポーネントも用意された。
23インチ「NL4」ホイール
足元には、アメリカのホイールメーカー、ヴォッセ(Vossen)と共同開発し、「ESTESO」のワイドボディにフィットするホイールを展開。マッシブなデザインの「NL4」アロイホイールは、フロントが10.5J×23、リヤが12J×23インチという設定。
センターロック式のハブキャップは、レーシングカーのようなアピアランスを与えることに成功。かなり大きなサイズのホイールとなるが、非常に高い剛性を確保しつつも軽量化を実現。
ボディーキット&パーツ価格
NOVITEC ESTESOボディーキット(ワイドバージョン)
フロント・サイド・リア・ストラット・ワ イドキット※ウレタン製
¥3,500,000
エンジンボンネット
一部カーボン/カーボンカバー付き
¥1,251,200
等々.......
恐らく全てカスタムすると700〜800万円位でしょうか。