1999年3月。ジュネーブに驚愕の新星があらわれた。その名も、パガーニ・ゾンダC12。イタリアはモデナ近郊で産声をあげた少量生産メーカーが10年近くの開発期間を経て放った、最初のロードカーであった。
ちょうど20年。パガーニ・アウトモビッリは今や世界的に有名なスーパーカーブランドへと成長し、最も高価で豪華なスーパーカー=ウアイラを生産している。年間を通じて20台前後に留まるという生産台数ゆえ、新車でオーダーできるのは世界でも限られたごくわずかの富豪たち(彼らの多くはゾンダ時代からのパガーニファンだ)のみという希少性もあって、その評価は年々上昇中。
Zonda Venti
Pagani Zonda Ventiは英国で行われていると思われるプライベートなイベントで、(右ハンドル車)で公開された。
グリーンの車体にブラウンの内装が渋すぎる....
ちなみに、パガーニが開発した”最後のゾンダ”は、2017年8月に発表された世界限定3台のみとなる最終モデル「ゾンダHPバルケッタ」(約17億円)。
今回のモデルは最終モデルというよりも、究極の特別記念モデルという立ち位置になるので、「ゾンダHPバルケッタ」よりも高額になる可能性も高く、そうなるとブガッティがジュネーブモーターショー2019にて発表予定の約20億円のワンオフモデルに対抗するような注目の一台となりそうです。
加えてスペックにおいても最高出力700ps以上を発揮するかもしれませんね。
いろんなZondaを紹介
Zonda Venti ギャラリー(画像)